集中力を高めて持続させる4つの方法
僕は人一倍集中力が無い子どもでした。集中しなさい!とよく言われますが、集中って何だろう?と子ども心に思っていました。
集中力を正しく理解すると、本を読む事や勉強する事では中々集中力は付かないし、応用も難しい事が分かります。
勉強を教える立場の人や競技の最前線にいる人まで、集中力の本質が何なのか、知っておくと色々役に立つと思います。
集中力の無かった僕が、集中力に関して自信を持てるようになった秘密を教えちゃいます!
①集中力を理解する
勉強やスポーツでよく聞く集中力という言葉。
- 集中力を高める為にスポーツをやる!
- 勉強に集中する方法教えます!
など、集中力に関しての広告もよく目にします。ですが、そもそも集中力って一体何なんでしょうか。
小難しい理論などは置いといて、集中力をシンプルに分かりやすく表現するならば、集中力とは物事に興味を持てる時間です。
自分が好きな映画なら2時間集中して観ていられますが、自分が興味の無い映画だったらすぐに飽きてしまうでしょう。
好きな事は興味があるので、集中して取り組めます。逆に興味が無い事は、集中して取り組めません。すぐに飽きてしまうでしょう。集中力があるから集中できるのでは無く、興味があるから集中できる。
集中力が無いから集中できないのでは無く、興味が無いから集中できない。この考え方だと、そもそも集中力の無い人は居ないと思われます。どんな人でも1つは好きな事があり、好きな事には集中しているはずです。
赤ちゃんでさえも、自分の興味のある事にはかぶり付くように集中して見ていたりします。集中力とは、鍛える事で身につく魔法の力では無く、その人自身の興味に強く左右される、誰にでも最初から備わっている力です。
②集中力を高めるには
集中力とは物事に興味を持てる時間であり、誰にでも備わっている力です。この集中力を高めたいと思っている人は沢山います。
では、どうしたら集中力を高めていけるのか?集中力を高める方法は、集中したい物事に興味を持つ事です。
集中力を高めるイメージとして、100ある集中力をトレーニングして120に上げるようなイメージは非効率です。
集中力を高める効率の良いイメージは、集中力が20程度の物に対して、残り80の集中力をどう向けるかを考える事が、集中力を高める為に必要なスキルです。
集中力を高めるというより、集中力を如何に集約するか、の方がイメージにマッチしている言葉かも知れません。分かりやすい例だと、普通の漢字ドリルに対して、子どもが向ける興味はそんなに多くは無いでしょう。
しかし、今話題の漢字ドリルには多くの子どもが興味を持ちました。興味がある=集中できる。この理論だと某有名漢字ドリルが如何に、理に適ったドリルかがお分かり頂けると思います。
普通のドリルを何百ページやったとしても集中力に対した変化はありません。ドリルに面白ワードが付いただけで集中力は劇的に高まります。
集中力を高めたいのであれば、興味を持ちましょう。興味を持つ為の工夫をしましょう。
③集中力を持続させるには
スポーツ選手は競技に対して、すでにある程度の興味を持っています。この状態でも集中力を高める方法はありますが、ここでは集中力を持続させる方法にフォーカスします。
集中力が高い状態をキープする事も、結果を安定して残す上では必要なスキルです。興味がある事なのに集中力が切れてしまう原因、それは疲労です。
ここでの疲労とは自律神経が乱れた状態の事を指します。気合いの入っている状態と気を抜いている状態のバランスが取れていれば、自律神経は乱れません。
スポーツの試合で気合いを入れ過ぎた状態が長く続くと自律神経が乱れ、疲労し、集中力が無くなります。疲労しない為には
- 気合いを入れ過ぎない
- 思考時間はコンパクトに
- 気を抜くタイミングを見つける
- リラックスできる休憩の仕方を見つける
事を意識しましょう。気合いを入れ過ぎない事は、単純に意識していれば大丈夫だと思います。
思考時間をコンパクト化するには、多くの経験を積み、考えるより無意識にできる所まで落とし込む事や、仮設を上手く立てるなど、また別のスキルが必要になってきます。
気を抜くタイミングを見つけるには、試合の中で集中するべき場所とそうでない場所を把握する事が大切です。
出勤初日に疲れるのは、大抵気合いの入れ過ぎと、気を抜くタイミングが分からない事が原因でしょう。リラックスできる休憩の仕方を見つける事は、個人差がありますが、僕の場合は
- ホットコーヒーを入れて匂いを嗅ぐ
- お笑いのDVDを見る
- 寝る
- 好きなゲームをやる
- 好きな音楽を聞く
- 美味しいものを食べる
- 無心になる
リラックスする事に関して自信があります(笑)
当たり前の事ですが、改めてリスト化してみても分かるように、好きな事をするとリラックスできますね。昔の僕は仕事の休憩時間にデジタルカードゲームをやっていました!
好きな事をやる事で自律神経を整え、仕事の効率が落ちない事を確信していたからです。無意識ですが、今はイライラしないスキルを応用する事で、デジタルカードゲームに頼らずとも、仕事の効率を維持する事ができています。
集中力を持続させる方法は適度に気を抜く事と好きな事をすることです。
④集中力が切れた時の対処法
集中力を高めて、持続する方法を使ったとしても、集中力が切れてしまうと時は必ずあります。大事な試合の後は、疲労によって、集中力が切れやすいタイミングです。
集中が切れた時は、もう全力でリラックスしましょう。休みましょう。好きな事、やりたい事だけやりましょう。
世界クラスの結果を出している人には、集中力が切れ、半ば飽きたような状態の時でさえも、黙々と物事に向き合い続ける人がいます。
しかし、本当に上手くやらないとバーンアウトします。飽きている事・興味の無い事を続けるのは、かなりリスクが高いと思います。
バーンアウトへのリスクを回避する為に、集中力を持続させる方法を上手く活用し、それでも飽きてしまったら休んだ方が良いと僕は思います。
どのくらい休んだら集中力が戻るのかというと、休んでいた物事に対して興味が湧くまでです。
仕事に行きたくなくなった時、本当は仕事に行きたくなるまで休まなくちゃいけないんですが、それは中々難しいですね(笑)
なので、自分が休めたなぁ〜。と感じるぐらい、休めれば普及点だと思います。
集中力が切れた時の対応は、個人のセンスが色濃く出る部分ではありますが、自分のペースでモチベーションが回復するくらいまで休憩する事をオススメします。
おわりに
今回は集中力についての情報でした。この記事がほぼ3000字です。3000字を集中して読めなかった方、すみません。僕の力不足です。工夫します。
今回の記事をまとめると
- 集中力とは興味を持てる時間
- 集中力を高めるには興味の湧く工夫が必要
- 集中力を継続する為に適度な休憩が大切
- 集中力が切れた時は全力で休もう
集中力は鍛えて総量を上げるよりも、工夫によって集中力を高める方が効率的です。上手く休憩しながら、好きな事をしてリフレッシュする事が、集中力を高い状態でキープするコツだと思います。
集中力をテーマにまだまだ書けそうです。また思考を整理してチャレンジしたいと思います!読んで頂きありがとうございました!